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Googleフォトがヤバい

写真・動画データのバックアップ先として、クラウドストレージへのバックアップを検討していた。
100GB以上あるので、どこのサービスを選んでも1TBプランになってしまい、年間1万円以上かかる。

なにかお得な方法はないかと調査していたところ、いきついたのがGoogleフォト。
オリジナルのデータだと、グーグルドライブに保管されてしまうため、有料になってしまうが、
データ圧縮を許容すればなんと容量無制限で無料!
データ圧縮といっても、それなりの画質では保存できるため、十分及第点。
ということで、100GB以上の自分が持っているデータを全部Googleフォトへ一晩かけてアップロードした。


で、翌日Googleフォトを確認してみると、なんと写真データを勝手に分類してくれていた。
「まあ、最近よくあるサービスだよね」くらいの感覚で分類していた結果を見てみたところ、驚愕した。
以下、驚愕した事。


・動画データも対象
  →写真だけでも大量にあるのに、動画の隅々まで分析されている

・人の顔の分類精度がヤバイ
  →99%以上の正確さ。てか、ほぼノーミス
  →奇跡の一枚も、ちゃんと同一人物のブサメン写真と一緒に分類
  →幼児どころか、赤ちゃんの頃の写真まで成長後写真と同一に分類
  →双子によく間違われるくらい似ている子供2人の写真もノーミスで区別(もちろん、赤ちゃんの頃の写真も)
  →デカ目とかになるプリクラ(を撮影した写真)も正確に分類
  
・場所の分類精度がヤバイ
  →Geoタグついている写真が0なのに、写っている背景から場所を類推してグルーピング。
   観光で行った有名な場所は、ほぼ確実に分類された。
   (さすがに、近所で撮影したものまでは分類されていないが、これも時間の問題・・・)

・被写体の分類精度がヤバイ
  →風景、花、食事、クリスマスといった、被写体に応じたグルーピングが正確。
   でも、人の顔の精度程ではない。掃除機が自転車というグルーピングにされていたりとか、
   まだ若干の粗はある。精度80%くらいという感覚。でもそれでも凄い。
  →驚いたのは、本物のネコではなく、3歳の子供が描いた
   かろうじて認識できるネコの絵も、ちゃんとネコの分類に含まれていたこと
  
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ということで、一言でいうと、グーグルさんのAI半端ないっす。


さすが、全世界で最も個人情報を集められている企業なだけはある。
Googleフォトのように、無料で使わせて、それを裏でAI精度向上のための統計サンプルに使う・・・、
なんと恐ろしい戦略なのだろう。こうやって、グーグルは自社のAIを日々鍛えているのだ。

これは、ワールドワイドで成功しているサービス・データを持つ企業だからこそできる技。
日本企業じゃできない。というか、そんなことができるのは、グーグルくらいだと思う。
Gmailや検索データ、Android、様々な無料Webサービスの統計データを自社内で活用できるからだ。
購買データを強みに持つAmazon、SNSを介した個人情報を強みに持つFacebookとは、
カバーしている範囲が比較にならない。


2018年6月今現在のAI精度が、正直ここまで凄いものだとは思わなかったが、
これだけの精度があれば、大金をグーグルに払ってでもAIサービスを使いたい人はたくさんいるだろう。
例えば、1枚の写真データから、被写体の個人情報や場所を特定することが技術的にはできるはずなので、
犯罪者特定とか失踪者検索とかに活用できると思う。
将来はきっと、防犯カメラの情報を収集して、登録された危険人物がどこにいるかリアルタイムで提示してくれるようなこともできそう。

あとは、グーグルだけではカバーしきれないAmazonやFacebookが強みに持つ領域と、
どうやって連携できるかが将来課題なのだと思う。そういった企業の枠を超えた領域を補完するAI基盤が整備されれば、
いよいよ人智を超えたAIが人間を支配する時代がやってくるかもしれない。








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  1. 2018/06/29(金) 03:33:24|
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